スローフードな
お弁当
外国ではやった文化の輸入には、おしゃれな雰囲気があります
しかし、これって日本古来の食文化そのものですよね。
アメリカやヨーロッパで日本食がブームになって
日本でその輸入版がもてはやされる
少し変です
世界的に人気な日本食で気をつけなければいけないことは
一にも二にも塩分の取りすぎです。
これさえ気をつければ
日本食は世界に誇れる食文化だと思います。
ファーストフードに対応してなずけられたスローフードの運動はイタリアから始まりました。速さや効能 効率だけを追い求める食文化を、もう一度考え直してみようというのがその骨子です。
お弁当には温度管理など、多少の技術がいるものの、内容はとてもスローフードそのものです。お弁当での昼食は子供の食事の大きな部分を占めていますから手をかけ、心をこめて作りたいものです。
お弁当は前日までの下準備が大事ですからメニューの決定は当日には動かさないことも大事なポイントです。
卵料理の種類 肉料理の種類 野菜は色別に書き出しておくと、1週間分のお弁当のメニューも立てるのが簡単です。
子供のお弁当で大事なことは、一つには素材の味を知ってもらうことです。調味料なども良いものを少量使って、子供の味蕾(みらい)を育てる事にも気を配れればたいしたものです。
反対に塩分の多い味に慣れてしまったり、糖分 油分の多い食事に慣れてしまったりすることは子供の財産にはなりませんし大きくなって成人病一直線です。
もう一つ気になる点は、食の安全性の基準を自分で持たない風潮です。
賞味期限や安全を自分で判断せず、数字や他人任せにします。自分でお弁当や食事を作る習慣も少ないとコンビニやスーパーの棚に並んでいるものは全て大丈夫で腐らないものだと思ってしまいます。事実高齢者がコンビニの惣菜を買って食べるまでの時間は製造者が見たら唖然とする長さだという報告もあります。
自分でお弁当や惣菜を作る習慣のある人は、これは今の時期はこれくらい、夏場は冷蔵庫に入れてもこれくらいと、大体のホールディングタイムが分かっていますから、買ったお弁当や惣菜も賞味期限だけではなく自分で判断することができます。
昔の人は、まず匂いをかぎ少量なめてみて自分で判断して食べていましたが、野生の薄れた現代人に、そこまでを求めるのは酷と言うものかも知れません
何でも、とにかく作ってみよう
大豆を作って お豆腐 味噌 納豆をつくってみよう。大豆はやせた土地でもできやすいので庭の片隅やプランターを使って大豆を作ってみましょう。5月中旬にまけば夏の暑い盛りに枝豆として食べることもできますし、夏至までにまけば、すっかり茶色になった冬に収穫して大豆になります。これをお豆腐 納豆にするのは簡単ですし時間はかかりますが、お味噌を作ると長く楽しめます。レシピはネットで検索できますしユーチューブなどで検索すると作り方の詳しい動画も見ることができます。