ここでは保健所が飲食店に指導する包丁とまな板のお話をします。
まな板は、昔は木で、今はほとんどがプラスチックやFRPなどの工業製品です
刃こぼれがするとのことで昔の職人さんなどはきらったようですが、今はほとんどの飲食店で木製は使用していません
このまな板の使用後の衛生的な保存方法ですが、まず使用後はよく洗浄して水が切れるように立てておきます。
週に一回は、熱湯をまわしかけて殺菌をします。
(お弁当 相談室では。スチームコンベクションオーブンで
95度の蒸気で20分 加熱殺菌します)
プロは分けますが、ご家庭では お肉・魚用の生用の面
裏面は野菜や完成品の面
こんな風にまな板の面を使用目的に分けて使うと衛生的です。
・・・・・買ってきたお惣菜のとんかつは、野菜の方で切ります・・・わかりますね。
包丁の扱いについては 柄の部分も刃と同じように洗うのを忘れずに
しましょう。これも週に2.3回はまな板と熱湯で加熱殺菌しましょう。夏場は毎日がオススメです。
次はお弁当箱の洗い方です。
最近の洗剤は、良い悪いは別にして、良く落ちますから。その分残留分が怖いですね
良くすすぐことに重点注意が必要です。お弁当箱は四隅や立体の接続部部分に油脂やゴミがたまりやすいのでブラシなどでよく落とし 良くすすぎ そして乾かしましょう。ぁさらうなんてのは最悪ですから、食べたお子さんや家族が、ご馳走様の意味もこめて自分で洗ってもらいましょう。幼稚園のときからこの習慣をつけておくのは、とても良いことだと思います。
その分 お母さんの手抜きもできませんが・・・・
もうひとつ プロの目から見たアドバイスは 箸箱をやめることです。箸箱の清潔さは維持することがとても大変ですから、布製の箸袋か紙ナプキンで代用しましょう。お箸が乾燥されている状態が大事です。お弁当箱を新しく選ぶときにも、こんな点に注意して見ましょう。